日新館

コラム

日々是好日(H29.12月)

昔々あるところに、えらいお坊さんがいらっしゃいました。弟子たちに、今日から15日後の心境を述べなさいと問いました。弟子たちは、15日後の心境なんて、その日を迎えなければわからないと思いました。 えらいお坊さんは「日々是好日(ひびこれこうにち...
コラム

勉強量(H29.11月)

大人の勉強は興味の追求、収入などのためだったりしますが、特に小中学生の勉強は、強制であることが多いものです。テストの点数は子ども以上に、親が欲しいものだったりもします。 親は子どもの点数ばかりに目が行きがちで、子どものテストの点数が悪かった...
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大きな岩をしっかり選べ(H29.10月)

「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。「この壺は満杯か?」 教室中の学生が「はい」と答えた。「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの...
コラム

いい成績の生まれ方(H29.9月)

同じ授業でも、授業態度が違うのはなぜ。 小テストでは同じ点数なのに、定期テストで大きく差が開くのはなぜ。 宿題をきちんとやって、問題集も解いているのにテストでできないのはなぜ。 夏休みも終わり、2学期に成果が反映されてきている生徒、なかなか...
コラム

孤独力(H29.8月)

「孤独力」とは、「孤独を積極的に意識し、未来のために使おうと楽しむ力」です。 学生の「LINEへの付き合いの良さ」には目を見張るものがあります。とりとめもなく打ち込まれる、他人の余暇に作られた、グループチャットのとんでもない量のメッセージ。...
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言霊・言魂(H29.7月コラム)

ことだま。The power of language.言葉には、一つ一つ力が宿っているとする考え方です。 言っていることは、たとえ本心ではなくても自己暗示となり、実現してしまうくらい、言葉の影響というのは大きいのです。 高校生になると言葉を...
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速く走ろうとすると、かえって、遅くなる(H29.6月コラム)

人類最速のジャマイカのボルト選手。3大会連続で金メダルを獲得し、世界記録100m9.58秒の保持者。 日本の陸上短距離界では東洋大学の桐生祥秀選手。高校時代に、100m10.01秒を記録し、2016年のリオ五輪でも男子4×100mリレーで銀...
コラム

「楽しむこと」が大前提(H29.5月コラム)

「成績を上げたい」という気持ちがあれば、どうしたら成績が上がるのかということは、保護者、生徒、先生、共通の悩みです。 成績が悪いと、保護者は「勉強してないのではないのだろうか」と考え、生徒は勉強しているのに「なんでだろう」と悩み、先生は成績...
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「小学生からの勉強のススメ」(H29.4月コラム)

当塾は、小学1年生から高校3年生、浪人生まで受け持っています。 小学生は、とても余裕があります。もちろん勉強もよく理解しています。 一方、中学生は、一生懸命やる子と一生懸命させてやらなければならない子がいます。勉強が理解できている子もいれば...
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「学而不思則罔、思而不学則殆」(H29.3月コラム)

論語の一説にあります。「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざればすなわち殆(あやう)し」と読みます。 学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはなく、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まって...