地図なき航海は(2018(H30)年6月号)

〇〇学校が志望校です。三者面談でよく聞かれる決意が、現実的な目標になっていないことが多々あります。
合格へのプロセスが描けており、勉強方法の具体的計画があれば、目標と言えるでしょう。受験生の皆さんの志望校は、現実的な目標校ですか?

高3生には、月初めに1か月の勉強スケジュールを作ってもらっています。なかなか計画通りには進めません。また、計画すら作れない人もいます。現実的な勉強量の把握ができていないためです。
1週目は何とか乗り切れても、2週目から遅れだし、ついには計画変更を余儀なくされるといった具合です。

初志貫徹、1か月の自分で作ったスケジュールを乗り切る練習をしてほしいと思います。その積み重ねが、志望校を目標校にしていきます。
計画なき勉強は、まるで地図なき航海のようです。職業に大きくかかわる学校・学部選択。どうか、地図を描いて進んでほしいと思います。

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