勉強は何のためにするのか(2018(H30)年8月号)

夏休み。受験生にとっては関ケ原。でも休むこと、仕事はメリハリをつけてくださいね。
さて、休みのさなかテレビを見ていると、宿題のコピーは違法というシーンが。作文などの写しは、写した作品で賞をとってしまった場合などは著作権違反になることもあるそうです。

宿題のコピーが犯罪になるかどうかをいっぱしの弁護士や、知識人が躍起になって議論する、挑発的で犯罪をあおるような質の悪いテレビ番組が垂れ流される日本。世間では、飲酒運転、長時間労働、いじめ、悪質な犯罪行為も増え、刑法の厳罰化が進んでます。厳罰化の対象となるのは、勉強せずに反論できない人々。厳罰化を決めるのは、しっかり勉強して自分さえよければよい知識人。

みなさま方には、世の中と周りを見ながら、一生懸命勉強し、共感力がある周りのよく見える人に成長してほしいと祈るばかりです。
とはいえ、2022年4月から民法改正で成人は18歳から。子どもの権利が尊重される一方責任も求められる世になります。
小、中、高校生諸君、勉強は何のためにする?こんな社会をみて、答えを出してほしいなと思います。

コメント