ことだま。The power of language.言葉には、一つ一つ力が宿っているとする考え方です。
言っていることは、たとえ本心ではなくても自己暗示となり、実現してしまうくらい、言葉の影響というのは大きいのです。
高校生になると言葉を慎むようになりますが、小学生や中学生は思ったこと、思ってないことをすぐに口に出します。周囲の気を引こうとするのか、「全然できへん」「しんどい」「全く勉強せーへんかったわ」など、聞いててあまり気持ちのいいものではありません。
本心を的確な言葉で表せるようになると、筋が通っているように思われ、周囲から一目置かれる存在になります。小中学生の皆さんには、ぜひそういう訓練をして欲しいと思います。
また、高校生や大人でも、本心にマイナスな言葉が多い場合はプラスの言葉に置きかえるようにしたいものです。
先日、あるテレビドラマに「泣き言をいうた者から、負けるのです。」という印象深いフレーズがありました。
いよいよ夏休み。少し古いですが、「夏は受験生の天王山」。夢や希望がかなわなかったらどうなんていう考えは拭い去り、周囲に弱音を吐く前に、「夢や希望を実現させるには」という前向きな思考で積極的に強気に夏を過ごしてほしいと思います。
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