植物の生育には、リービッヒの最小律という考え方があります。
どんなにたくさんの栄養を与えても、成長は不足している栄養素に左右されるという考え方です。
図は、最小律を的確に例えたドベネックの桶です。一つの栄養素が欠けると、思うように生育しません。
生徒の成績向上にも最小律があります。
読解力、計算力、勉強時間、集中力、気持ち、動機・・・成績を左右するすべての要因は、知り尽くすことは不可能です。
勉強しても成績が上がらない時は、自分自身を冷静に見つめ直し、考え、いろいろな方法を試してみないといけません。
うまくいかないことに対して、同じ方法でチャレンジし続けるより、別の方法を試すことは、とても大切なことなのです。
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