平成最後の・・・(2018年12月号)

 来年、2019年4月30日をもって終了する元号「平成」。
 最初の元号は、あの大化の改新で有名な「大化」。平成は231個目。一番長い時代は、昭和。次は明治。平成は5番目。ちなみに、今の天皇陛下は125代目。知る由もない古(いにしえ)の制度が脈々と受け継がれ、1400年近く。

 科学は日進月歩発達し、年の数え方としては西暦の方がはるかに合理的なのに、日本人のほとんどが存在意義を感じない「先人の考え」が無意味に(?)残っています。

 教育界では自ら考え、発想する人材育成が叫ばれていますが、こんな国の素地の上で可能なのか。「伝統」も考え物だなぁと『平成最後の』年の暮れに2019年はどんな年になるのか思いを馳せます。

 来年は、平成最後の大学入試、高校入試が待ち構えます。平成最後がどうであれ、受験生にとっては一世一代の大勝負。思いが達成できるように、全力勝負を。

自分とは何か(2018(H30)年11月号)

 ここ数か月は本を読むことが少なくなる代わりに、スマホで記事を読むことが増えました。本屋や図書館をぶらぶらする時間くらいは作りたいと思いながらゆとりの持てない日々です。

 哲学、思想の記事にはふと考えさせられることが多いです。言ったことは本当になる。それは言霊の力だとはよく言われますが、
「思考は、現実化する。自分は、その集合体だ。」とはブッダの言葉。真に自分が思っていることが自分であり、自分の未来でもあるという意味だそうです。
 
 さしづめ、進路を決めることに当てはめると、自分が何になるのかと考える前に、現実的な「成績」が進路を左右する昨今、それは本末転倒で、将来への希望があって、必要な勉強をすることが本来のあり方なのだと言うことでしょうか。
 歳をとると、目の前のことよりも大切なことに目を向けることができますが、そういう視点がある学生は強いし、幸せなのだと思います。

防犯カメラ、外灯設置

塾の環境改善。2018年10月30日。

塾長の目が行き届くように、防犯カメラを設置しました。眠い中寝てしまっていないか、やる気はどうか、常にチェック。
田舎にある塾なので、どうしても入り口が暗くなってしまうので、灯りもつけて明るくしました。

日々環境改善を行い、塾生の皆様が心地よく勉強できるよう努めております。

受験始まります(2018(H30)年10月号)

いよいよ、11月から大学の推薦入試シーズンとなります。今や、高校進学はほぼ当たり前。大学も短大を含めば50%を超える進学率となっています。
そこで、今一度。
「一生懸命勉強するのは何のため?」
大学に行くため、高校に行くためというのも目標かもしれませんが、大学進学においては、その目標は少々物足りないかもしれません。

Efforts and courage are not enough without purpose and direction.
(目的と方針がなければ、努力と勇気は十分ではない。)
アメリカ35代大統領ジョンFケネディー氏の言葉です。

一生懸命やっているようでも、時間をたくさん使っているようでも、そこに「何がしたい」ということがなければ、今している努力は最大限ではありません。目標のための努力は、苦痛とはなりえません。

受験生の皆さん、ゴールを明確に抱き、今している勉強を有意義なものにし、効果的に勉強してラストスパートをかけてください、しんどさよりも、楽しさが勝ってくるはずです。

やる気(2018(H30)年9月号)

かの有名な芸術家、レオナルドダビンチは言いました。
Just as eating against one’s will is injurious to health, so studying without a liking for it spoils the memory, and it retains nothing it takes in.中高生の皆さん。訳せますか?答えは、

「食欲がないのに食べても健康に悪いように、やる気がないのに勉強しても記憶力が損なわれ、記憶したことは保存されない。」
覚えたい、できるようになりたいと思うことが、できるようになる原動力です。できると思えば、案外、実際なんでもできるようになります。
成績の良い人と悪い人の差はここから始まります。

「できないだろう→本気で訓練しない→できない」
これを
「できるかもしれない→やってみよう→できる」
に変えてみましょう。

勉強は何のためにするのか(2018(H30)年8月号)

夏休み。受験生にとっては関ケ原。でも休むこと、仕事はメリハリをつけてくださいね。
さて、休みのさなかテレビを見ていると、宿題のコピーは違法というシーンが。作文などの写しは、写した作品で賞をとってしまった場合などは著作権違反になることもあるそうです。

宿題のコピーが犯罪になるかどうかをいっぱしの弁護士や、知識人が躍起になって議論する、挑発的で犯罪をあおるような質の悪いテレビ番組が垂れ流される日本。世間では、飲酒運転、長時間労働、いじめ、悪質な犯罪行為も増え、刑法の厳罰化が進んでます。厳罰化の対象となるのは、勉強せずに反論できない人々。厳罰化を決めるのは、しっかり勉強して自分さえよければよい知識人。

みなさま方には、世の中と周りを見ながら、一生懸命勉強し、共感力がある周りのよく見える人に成長してほしいと祈るばかりです。
とはいえ、2022年4月から民法改正で成人は18歳から。子どもの権利が尊重される一方責任も求められる世になります。
小、中、高校生諸君、勉強は何のためにする?こんな社会をみて、答えを出してほしいなと思います。

単純接触効果(2018(H30)年7月号)

もうすぐ夏休みです。日新館では、基礎の徹底の力を入れていきます。
平素、なかなか実力の付かない子は、部活や習い事がたくさんでなかなか勉強に割く時間がないということができない要因であったりします。

単純接触効果という言葉をご存知でしょうか。ザイアンスの法則、熟知性の原則という風に言われたりもします。
初め、興味がなく、苦手と思うことでも繰り返し接すると、好意度が高まるという効果のことです。

例えば、一次関数。本当に苦手な生徒が多いですが、何度も何度もやっているうちに、次第にできるようになります。理屈でできないところも、何度もやればできるようになってきます。
夏休み前にテストなどを通して弱点を洗い出し、苦手に接する機会を多く持ってもらえるような勉強ができるような夏休みになるようにしてもらいたいと思っています。

地図なき航海は(2018(H30)年6月号)

〇〇学校が志望校です。三者面談でよく聞かれる決意が、現実的な目標になっていないことが多々あります。
合格へのプロセスが描けており、勉強方法の具体的計画があれば、目標と言えるでしょう。受験生の皆さんの志望校は、現実的な目標校ですか?

高3生には、月初めに1か月の勉強スケジュールを作ってもらっています。なかなか計画通りには進めません。また、計画すら作れない人もいます。現実的な勉強量の把握ができていないためです。
1週目は何とか乗り切れても、2週目から遅れだし、ついには計画変更を余儀なくされるといった具合です。

初志貫徹、1か月の自分で作ったスケジュールを乗り切る練習をしてほしいと思います。その積み重ねが、志望校を目標校にしていきます。
計画なき勉強は、まるで地図なき航海のようです。職業に大きくかかわる学校・学部選択。どうか、地図を描いて進んでほしいと思います。

Where there is a will, there is a way.(2018(H30)年5月号)

Where there is a will, there is a way.
「意志のある所に道は通ず。」という意味です。

大学入試の話です。これは、高校入試とは比べ物にならないほど難しく、年度当初に書いた志望校を受験する生徒は5%に満たないという調査結果があるほどです。努力をしていても、それが目標を見据えない見当違いの努力であれば希望の成就はありません。(無駄な努力ということではありません)

志望校合格を目指すならば、ズバッと的を射抜くような強烈な目標意識と、達成させようという熱意、根気が必要です。一生懸命努力する人はそこそこいますが、目標に沿って、手段(戦略)を講じ、進めている人は少ないものです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。先輩、先生などのアドバイスを自らの血と肉にできなければ、失敗という経験から学ぶことになります。すなわち、志望には到達できません。

ただ、一生懸命やった、努力をしたというだけでは願いはかなわないのです。

心の平静を保ちましょう(2018(H30)年4月号)

4月新学期が始まりました。新年度、

「勝って、勝ちに傲ることなく、
負けて、負けに屈することなく、
安きにありて、油断することなく、
危うきにありて、恐れることもなく、
ただ、ただ、一筋の道を、踏んでゆく」

の精神で淡々と進めて参ります。
テストの良し悪しに一喜一憂せず、目標に向けて不断の努力を重ねる。
そんな精神状態が一番いいと思っています。